サスペンス物のイメージが強い作家さんですが、ときどきこういうぽんと気軽なものを書いてくれます。
特にこの作品は清水美砂さんと石田ひかりさんでテレビでドラマ化されましたのでわりと知っている方も多いかも。。
この小説のキモは登場人物の性格から出てくる悲劇?であって登場人物は同性愛者である必要はないのかもしれないのですが、でもかなり特殊な世界として描かれてるのが逆に新鮮に思います。
(正確には菜摘は同性愛者ではなくトランスセクシャル?ですが「おなべ」と自称する人って今時少ないような気がするので)
夜の世界の同性愛者?
新宿二丁目とかっぽい雰囲気って暗いけどなんだか魅力は感じます。
どういう形でも、女性の同性愛者をさらりとサスペンス小説の主人公に据えた作品て少ないと思うので、最初読んだときはずいぶん面白いなーと思いました。。時代は移りますね。。
nonami_paradise
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