先日書いた「オルランド」というお人形について。。。
日記をアップしてから、ある方からも「そうではないか?」というメールをいただいたのですが、確認したところ、やはりこの名前「オルランド」は、イギリス映画にもなっているヴァージニアウルフ作の「Orlando」から名前をもらっているようです。
名前を聞いた時に映画を連想はしたのですが、実は私はこの話を詳しく知らなくて、ただ漠然と、ある男性が時間を超えて、存在しつづける話とだけ記憶していました。
改めて「Orlando」からお人形の名前をとったと聞いて調べてみました。
オーランドーは、エリザベス一世治世下の青年貴族。女王の寵愛をうけて、詩を書いて暮らしていますが、ある事件をきっかけに昏睡状態に陥り、目覚めると時代は過ぎて、女性となっていて。。。
お話は時代を超え、国を越え、オーランドーは性別を越えて生きて行きます。女性となったオーランドーが目覚めて言う一言。「何も変わっていない。性別が変わっただけの同じ人間だ」
映画ではストーリーが映画の作られた現代(1992年)まで続いているそうです。両性具有の詩作家として存在しているという設定。
かなり奇想天外な内容ではありますが、興味あります。
原作の作家ヴァージニアウルフはレズビアンであったとも言われています。
とりあえず原作を読んでみようかな。。?
お人形の作家はそれほど深い意味をこめなかったのかもしれませんが、あの人形を見てどこかに忘れていた自分のセクシュアリティへの違和感を思い出してしまった私としては、不思議な気持ちがしてます。
orlando
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