ウーピーゴールドバーグが演じるレズビアンのジャズシンガー。 彼女がもう最高にいいかげんでおばかでそれゆえに純粋さが際立ついつものウーピー節に巻き込まれる。
だらしない人がたったひとつ見せる誠実さってそれだけで宝石みたいに輝くものだけど、この映画の彼女はまさにそんな感じ。
彼女が見せた誠実さは、ニューヨークからの旅路を共にしたロビン(メアリールイーズパーカー)へのほのかな思いの中に集約される。
ロビンを想うジェーン(ウーピー)が、カーペンターズをつま弾く。その後ろ姿をそっと見守るロビン。
人によっては「同性愛への偏見に凝り固まった映画」と評するむきもあるけれど、私はこの映画、上のワンシーンだけでも見る価値を見い出せるものだと思ってる。 そうそう。チャーリーズエンジェルでブレイクしたドリューバリモアも良い味を出しています。
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