「ホモ」という言葉が消費されつくして久しい。
と、私は思っていて、いまさらこの言葉を(テレビ等マスメディアで大手を振って)使う人がいるとは。。
ところがどっこい(これも死語)まだまだ生きていたらしい、この言葉。
先日音楽番組を見ていたら、TOKIOの長瀬智也と歌舞伎の中村七之助がマゲ姿で手をつないで出ている。
やたらと長瀬が七之助にベタベタとして、キスを迫るようなしぐさを繰り返していたので、「こういうのが今の流行りなの?」とか浦島太郎気分で見てました。
もはやこの程度の「セクハラ」を見てもさほど何も感じない(というか、感じないようにしてる)ので、単なる違和感だったのだけど。
なんでも映画の宣伝らしく、タイトルは「真夜中の弥次さん喜多さん」。
弥次さん喜多さんゲイ説(?)というのはずいぶん以前からあったものだから、ふといちゃつく長瀬智也の「意図」を感じ取って不安になって二人の歌を聞くともなしに聞いていたら、歌詞の決め台詞が
「だっておれたち、ホモだもん」
うわ。。。。沈没しそう。
横ではヨルが火噴いてる。
私はというと、以前感じたほどの怒りは感じてなくて、ただ違和感とともに
「ふーん。。こんなふうに『ホモ』ってマスメディアでもおしゃれととられるようになってるのねー」
という外野的感想で、自分でも意外でした。
この数年猛烈な勢いで台頭?してきた「オカマ」キャラのタレントたち(古く?坂本ちゃん、KABAちゃん、山咲トオルなどなど)の影響なのか、テレビで「オカマ」(あえて「ゲイ」と区別してます)タレントを見てもあまり何も感じなくなっていて。。その中で逆に「ホモ」とキャラ化した歌詞の生々しさに驚いた感じです。。
映画、気になるんだけど、お金払ってその手の映画みるとすごく怒って終わることになりそうで(←いつものパターン)、気がすすまない。。
とりあえず、ネットで見つけた感想を見る限りはかなり私にとってはやばそうな(?)映画のようにも思うし。。
http://blog.goo.ne.jp/sinjiku2003/e/00bff6b1ef084661e76216f3fa58da63
こちらは同性愛の視点にも言及している感想。
http://omoteyomi.mods.jp/essay/archives/2005/04/ieeaiiieoiao.php
今更ですが映画の公式サイトはこちら
http://yajikita.com/
迷いつつ。。
公式サイトのトップページ、ビジュアル完全に「女役」な七之助にちとげんなり。。
見る気ある?>ヨル
mayonaka_yajikita
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