まず私の頭に浮かんだのはパートナーに「経済的条件」をつけるケースについての疑問。
最低ラインでも条件を付けることに、なにか「違うかも」と感じてる感覚。
例えば我が恋人。
長年病気で働くこともままならない。
恋人自身も言っていたけれど、結婚相手の「条件」として羅列していけば、おそらく零れてしまうだろうな。
別にいいのだ。私にとって彼女が興味深い人物であり、慕わしい人であることに変わりは無い。
けれどもそれでも、私がとにかく感じるのは、
「じぶんが何を欲しいのか、そして何を最優先にしたいのか知っていることが、なによりも大事だ」
ということ。
経済的な安定が必要な人、親戚づきあいが大事な人、親子関係に気を遣う人、セックスを重んじる人、フィーリングを最優先の人。
自分の望みを重視した結果であれば、どんな相手でもやっぱり最高で、そう感じることこそが最重要。
ちなみに私は恋人との離別を悲劇とは思っていない。実際、四年近く生活をともにした人と別れたときは一種の離婚だなあと感じたし(法律婚とは違うのであくまで感覚的に)、それぞれ張った根を引き裂く痛みも味わった。けれど、人間が変化していった先が分かれているならば、仕方ない。私が私であり、相手が相手である以上、生き方が分かれてゆくならば人生も分かれてゆく。
やはり手続きが山ほどある制度の利用をするには私は根無し草すぎるのかもしれない。。いや、ものぐさだから手続きが面倒なだけかも(汗)。
※こういう考えにいたるのは私のセクシュアリティゆえではなく、●私個人に従属した性格ゆえ●と考えてください。セクシュアルマイノリティでも法的結婚、貞操、安定した関係性、条件を重んじる人たちももちろんいます。
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