好きだなあと思う人が現れるときは、大抵気持ちの大嵐が起こる前。
恋愛以外の「好き」を認めなかった若いころとずいぶん違って、今はそれ以外の好きも考えられる。
それでも「揺れ」があるときは単純に好き嫌いだけで判断ができない。
揺れを持った瞬間に、単純な「好き」がさらに複雑な感情へと変化する。揺れ幅のある相手なら恋愛もアリということなのか、そうか。本当にあたしって単純だったんだ。。
現在、まったく揺れがなく、シンプルに「好き」といってくれる人の存在もいくつか得て、その中でも「あ、なにかこの人は違うなあ」と思う瞬間がある。あたしを非常に好いてくれているのは感じ取れるけれど、その「好き」さがかなり強いにも関わらずまったく恋愛の色を帯びていない。普段のあたしならそれで困惑するけれど、その人の場合はなぜか極めてストレートに「そうか。あたしのことがただ好きなのね。ありがとう。あたしも好きだよ」と返せる。それ以上のなんの揺れもいらないし、むしろ無くてよかったと。友達としてとか、恋愛で、とかの枠を完全に無視して、するっといってくれる「好き」だったり「大事」だったりは、どきどきはないけれど、とても心強い。
最近のコメント